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息子との日々

この幼稚園で良かった-幼稚園選びの思い出と園生活を振り返って

この幼稚園で良かった-幼稚園選びの思い出と園生活を振り返って

先日、息子の幼稚園の参観日がありました。

お絵描きした絵について、ひとりひとり発表したり歌を歌ったりしました。

参観日って、子供の成長を感じられますね。

息子は年長で、来年からは小学生です。幼稚園選びのことから、入園したばかりのことなど、それから、園生活での色々な出来事を思い出してしみじみしました。

この記事では、私がこの幼稚園を選んだ訳と、良くないんじゃないかと感じていた点もあるけれど、でも良かったなと思ったところについてお話しします。

どうしてこの幼稚園にしたのか-幼稚園選びの思い出

どうしてこの幼稚園にしたのか-幼稚園選びの思い出

一般に、幼稚園選びで皆さんがどんなところを見ているのかなと思ったら、

EPARK(人気施設の予約・順番受け付けサイト)

記事の中のアンケートで、ランキングされていました。

幼稚園選びの重視ポイントランキング

1家との近さ

2先生の雰囲気

3評判

4教育方針

4給食制

5子どもたちの雰囲気

6費用

7通園の利便性

8幼稚園の清潔感

8子どもの安全性への配慮

8延長保育の有無

9幼稚園の敷地の広さ

出典:EPARK「よい幼稚園の選び方!決め手や後悔しないポイント。いつから準備?」より

私もほぼ同じようなことを考えながら幼稚園を選びました。

私が幼稚園を選んだ時のこと

幼稚園選びを真剣に考え始めたのは、2歳過ぎて、園によってはプレ幼稚園や、未就園児対象のイベントなどをやっていて、子育て広場などで、そういうところへ行った話を聞くようになってからです。

私は息子が2歳になって、関東から関西へ引っ越して、周りのことが分からず、でも、市が行っている子育て広場に行ったことで、色々なママさんと繋がることが出来、たわいない話をしたり、幼稚園や病院などの情報をもらったりすることが出来ました。

2歳では幼稚園はまだ先のこと、という意識があったのに、「行けるところがある!」というのは嬉しい情報でした。

私のいる地域では、3年保育の幼稚園の願書などの提出が、入園の前の年の6~7月頃、面接があり、入園が決まった子で、希望する子が、その園のプレ幼稚園に9月頃から通うという流れでした。

息子は、幼稚園に入園して年少の夏から、発達障がいグレーゾーンということで、療育に通うようになりましたが、赤ちゃんの頃から、とにかく手がかかる子でした。ママの私にべったりで、すぐ泣く、ものすごく泣くので、預けるのもためらっていたのですが、親子で一緒に行けるプレ幼稚園があるのを知って、これなら行けそうと思いました。

プレ幼稚園の時から母子分離を勧めていて、子どもだけ預かってくれる園もありましたが、息子には向かないと思い、候補から外しました。

親子一緒のプレ幼稚園をやってくれている園で、近所で通えるところでも、いくつか候補がありました。

私が選んだ園は

・やや遠いが交通手段が色々使える(自転車で片道15分、雨の時は自動車が使える、電車でも行ける)

・先生たちが落ち着いた雰囲気、話しやすい、息子が指示通りできなくても騒いでも、焦ったり叱ったりしない、それも当たり前と言った対応

・週に2回お弁当、それ以外は給食

・バス無し

・築30年くらいの園舎で古いがリフォームはされている

こんなところでした。

心配に思った点

園の教育方針には、のびのびと、とは書いてあるのですが、入園してから、予想以上にきっちりしたところがあること、みんな同じように出来るようになることを大切にする傾向があることに気づいて、息子がやっていけるのか心配になりました。

というのも、お絵描きの絵などの展示の時、子どもたちの描いている絵がどれも似ているというか、お手本を真似したものというか、同じ絵だったり、粘土の作品も同じような物がずらっと並んでいたり。

年長さんの作品などは細かくて本当に上手でしたが、好き勝手して言うことを聞かないような息子が、ちゃんとこのような物を作れるのか心配だし、子どもは自由になんでも作ったらいいんじゃないかという思いも少しありました。

また、参観日も、他の幼稚園では、親子で一緒に何かを作ったり運動したりと、親が参加する話を聞きますが、息子の幼稚園では親は見ていることがほとんどで、一緒に何かしたりというのはほぼ無いので、それもどうなのかなという思いもありました。

この幼稚園にして良かったと感じた体験

この幼稚園にしてよかったと感じた体験

まず、同じような絵を描かされるというのが、私には子どもが何をお絵描きしてもいいんじゃないかという思いがあり、受け入れにくいなと思っていましたが、そういった同じような絵を描くのは作品展などの時だけでした。

普段は自由遊びの時間をたくさん取ってくれていて、粘土でもお絵描きでも砂遊びでもブロックでも好きなことを好きなようにさせてくれていました。

自由に好きなことをやる時間も十分あり、そのうえで、時には皆でそろって、同じことをするというのは、仲間意識も育ち、みんなと一緒に何かを作り上げたという喜びを感じられて、とてもいいことだと思いました。

作品展だけが、幼稚園の活動のすべてではないことに気が付けました。

また、なかなか出来ない子でも、一緒に活動できるようによく見てくれたり、全体に説明した後にわざわざ一人に丁寧に教えてくれたりしてくれたので、発表会や作品展などで、少し本人には難しいことでも出来るようになるまで良く教えていただけて、ありがたかったです。

また、参観日が、保護者は見ているだけのことが多いことも、マイナスなのではなくて、子どもの普段どおりの園での様子を見られることや、親の入らない子どもたちの集団としての繋がりが見えて、良いと感じました。

親子の関わりあいや、一緒の作業などは幼稚園を離れても出来ることです。

幼稚園によって、やり方、教育方針の違いはありますが、それぞれに先生方が一生懸命に考えてくれて、やってくれていることなんだなと感じました。

今年はコロナウイルスの流行があり、自粛期間やイベントも全部従来通りにとはいかず、先生方はとても大変だったと思いますが、こまめにお便りなどで状況を報告をしてくれたり、アンケートを取って保護者の意見も聞いてくれたりしていただきました。

結局は人と人とのかかわりが大切なんだなと思いました。

まとめ

まとめ

年長の息子の参観日に行って、息子の成長をすごく感じました。幼稚園、先生方にとても感謝しています。

幼稚園を選ぶのに、教育方針の違いや、他にもいろいろな条件の違いもあり悩みますが、結局は、人と人の関わりなので、先生方の雰囲気や話しやすさなどが良いところが良いのではないかと私は思いました。

残り少ない息子の幼稚園生活を、楽しく過ごさせてあげられるように、私も精一杯頑張ろうと思います。

毎日いろいろあっても、にこっとゆるっとね。

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