こんにちは、なずなです。
息子は来年度、小学生になります。今日、息子は就学時健診に行ってきました。
就学時健診は就学予定のお子さんが、その小学校で、健康診断や面接を受けるもので、小学校入学の前年の秋、11月末までに行われるものです。早い地域では9月ごろから行っているとか。
息子の小学校は、いつもは10月中に就学時健診が行われるそうで、けれど、今年はコロナの流行もあって、10月に入っても自治体から連絡の手紙が来なくて、また、ホームページも更新されていなくて心配でしたが、10月中旬になって、やっと手紙が届きました。
就学時健診は、子どもが初めて小学校に入って、先生や在校生と会ったりする貴重な機会なので、健診を受ける前から、親の私もドキドキしていました。
就学時健診を受けてきた体験をお話しします。
事前の心配
就学相談は受けませんでした
息子は発達障害グレーゾーンで、手帳は持っていませんが、療育に通っています。療育では、息子は、集団生活には適応して行けそうだから、普通学級への進学で大丈夫でしょうとの意見で、私もそう思っており、支援学級や支援学校への進学を考える場合に受ける、就学相談は受けませんでした。
けれど、周りのママさんが、就学相談を受けた話などを聞いて、小学校の先生方と、今の段階から、子どもの発達の状況の共有が出来ているのがとてもうらやましく、自分の息子はまだ小学校と何も繋がっていないけれどやっていくことが出来るのかと心配にもなっていました。
でも、普通学級でいける、と、療育の先生たちも言ってくれているのを信じて、何かあればその都度小学校と話し合っていくしかないのだろうなと思います。
場所見知り、人見知り
健診を受けるにあたって、心配なのは、息子の場所見知り、人見知りです。
知らないところでは、早く帰る、もう飽きた、こんなところは嫌、と、大騒ぎしたり、最悪泣いたりしてしまいます。
親と離れて健診を受ける地域もあるそうで、どのように健診を受けるのかも気になっていました。
息子には、しばらく前から、小学校で健診を受けることを何度か話して、また、同じ幼稚園から同じ小学校へ行くお友達と健診のことを話したりして、行くというイメージを持ってくれるようにしました。
幼稚園からスムーズに行けるか
自宅から、幼稚園と小学校は正反対の方向です。13時半からの受付なので、自転車で幼稚園に早めにお迎えに行って、そのまま家を通り越して小学校へ行く予定にしていました。
雨が降ると大変です。お天気であることを願っていました。
当日の様子
持ち物
・就学時健康診断通知書
・就学時健康診断調査票(必要項目を記入したもの)
・上履き (子供と付き添いの方用)
・下履き(靴)を入れる袋
・母子手帳
就学時健康診断調査票は、住所、名前、在園の幼稚園の名前、既往歴や予防接種歴を書くものでした。
母子手帳はいらない地域もあるようですが、息子の小学校からの通知には持ってくるようにと書かれていました。
健診の項目
用紙に書いてあったものです。
栄養状態
脊柱、胸郭、皮膚疾患
聴力、耳鼻咽喉科疾患
視力、目の疾病及び異常
歯(齲歯数)、口腔の疾病及び異常
その他の疾病及び異常
担当医師所見、担当歯科医師所見
事後措置(治療勧告/就学に関し保険上必要な助言/他)
行ってきました!
心配していたお天気は晴れ!
息子は小学校は、少し楽しみ、と前向きな感じですが、いつお迎えに来るの?早く帰って大丈夫なの?と心配はある様子でした。幼稚園の先生には伝えてあるから大丈夫と、朝送り出しました。
13時、幼稚園へお迎えに行きました。同じく健診を受けるお友達も一緒なので、スムーズに幼稚園から出られました。
小学校には、受け付け開始5分前には着きました。もうすでに30人ほどは待っていました。そんなに大きな規模の小学校ではないのですが、ざっと見た感じでは100人弱くらいの新入生かなという感じです。3クラスになりそうかな?
受け付けで15分程度待ち、それから、歯科→内科→眼科→面談→視力・聴力検査の順番で回りました。聴力検査は静かなほうが良いため、保護者の方は部屋の外で待っていてくださいとのことでしたが、他は、ずっと親子一緒でした。
親子で、ずっと一緒にいられたことと、同じ幼稚園のお友達も4人いたことで、息子の場所見知り・人見知りは大丈夫でした。面談と視力検査の待ち時間が10分以上かかり、その時は「飽きたー」と、すこし言うことはありました。
面談では、子どもに対して、
「お名前を教えてください」
「どこの園に通っていますか」
「好きな食べ物は何ですか」
との質問で、息子は、きちんと答えられました。・・・好きな食べ物を「ブロッコリー」と答えていたのには、偏食でほとんど野菜なんて食べないのに、と、ちょっと突っ込みそうになりましたが、先生と息子の会話中なので、私は黙っていました(笑)
保護者に対して、何か心配なことはと聞かれたので、発達障害グレーゾーンで療育に通っていること、扁桃炎を繰り返していて熱を出しやすいこと、赤緑色覚異常のことを伝えました。
先生からは「そうなのですね」と言われただけで、他のお子さんも待っているので、これで、と、話は終わりになり、先生から、心配なことにどう対応するかなどの話は全くなくて、少し残念に思いましたが、大人数の健診では仕方ないのかなと思います。
視力検査で、少し視力が悪いようだとのことなので、後で眼科で調べるように言われました。
大きなトラブルはなく健診を受けてこられて、ほっとしました。
就学時健診を終えて
次に小学校へ行くのは来年1月下旬、保護者への説明会があるそうです。
いよいよ小学生になるのだなと、感慨深いです。
子どもの成長は過ぎてしまえばあっという間だなと感じます。
今回指摘された、視力の低下については、早めに眼科に行って調べてきたいと思います。テレビやYouTubeが大好きで、毎日何時間も見ているから、いつか目は悪くなりそうだとは思っていましたが、ちょっとショックです。
また、発達系の特性で小学校生活で問題になることが起きないかとか、赤緑色覚異常のこと、扁桃炎を繰り返していることや、偏食のこと、夜とウンチの時は未だにオムツのことなど、心配なことは色々ありますが、小学校生活を楽しく送っていってほしいです。
今、考えても心配しても、始まらないことにはどうなるか分かりません。何か起きた時に、一つずつ対処していけば何とかなっていくものだと、自分にも言い聞かせています。
毎日を大切に、にこっとゆるっと過ごしていきましょう。