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発達障害

粘土遊びのススメ-感覚過敏でベタベタ嫌いな子にもおすすめの粘土の紹介

こんにちは、なずなです。

突然ですが、あなたは子どもの頃、「粘土遊び」好きでした?

私は大好きでした^^色々な物を自分で作れることって楽しいですし、粘土の感触って癒されますよね。大人になって旅行の時、陶芸体験に行って、お皿やコップを作って楽しんだ思い出もあります。

息子にも粘土で遊んでほしくて、2歳ごろから色々試しましたが、なかなか遊んでくれませんでした。むしろ嫌がるのです。息子は発達障害グレーゾーンだからか、HSCだからか、感覚過敏なところがあって、”ベタベタ”するものがとにかく嫌いです。けれど、色々試すうちに、そんな息子も楽しく遊べる、ベタベタしない粘土もあるのを知って、そういった粘土で息子も楽しく遊べています。

この記事では、粘土遊びのメリットをお伝えし、感覚過敏でベタベタが嫌いなお子さんにもおすすめの粘土をご紹介します。

粘土遊びのメリット

桔梗さんによる写真ACからの写真

発達障害の特性を持つお子さんには、感覚過敏や感覚鈍麻などの特徴があることがあります。どちらも感覚が未発達で、いびつな面が現れるそうで、息子の行っている療育施設でも、感覚を発達させるための”感触/感覚遊び”をたくさん取り入れてくれています。

息子の療育施設では、砂、粘土、スライム、小麦粉、片栗粉、パン粉、高野豆腐などを使って、感触/感覚遊びをしてくれています。

今回は、家庭でも遊びやすい「粘土」に絞ってお話ししたいと思います。

粘土遊びについて、ベネッセのサイトで良くまとめてありました。

「ベネッセ教育情報サイト」で、こちらの記事↓

やっぱり人気!粘土遊びで子どもの創造性を高めてあげよう!

分かりやすい記事です。お時間がありましたら、ぜひ読んでいただきたいと思いますが、この記事の中から少し引用させてもらってご紹介します。

ベネッセ教育情報サイトの記事「やっぱり人気!粘土遊びで子どもの創造性を高めてあげよう!」より

粘土遊びで培える能力

1.創造力を高める

2.色彩感覚を育てる

3.段取りを考える

4.集中力を高める

5.手先を器用にする

6.手先を使うことで脳の発達を促す

粘土遊びでたくさんの能力が培えることが分かります。

子ども向けの粘土の種類

・油粘土

・紙粘土

・小麦粘土/米粉粘土

・寒天粘土

・蜜蝋粘土

・シリコン粘土

子供向け粘土にもこんなに種類があるのです。粘土が苦手と思っているお子さんでも、もしかして、種類が違う粘土なら、楽しく遊べるものがあるかもしれません。

息子の体験談と、ベタベタ嫌いなお子さんにおすすめの粘土2種

息子の体験談と、ベタベタ嫌いなお子さんにおすすめの粘土2種

2歳くらいになった息子に初めて粘土で遊ばせてみようと思った頃は、粘土遊びのメリットを詳しくは知らなかったのですが、楽しそうと思ったので、育児系の本で紹介されていた、小麦粉に水を混ぜて粘土を作って遊ぶのを家でやってみました。

ちびむすドリルというサイトのこの記事のような小麦粉粘土です

↓↓↓

「小麦粉粘土の作り方」

この、ちびむすドリルというサイト、「幼児の知育教材プリントを無料ダウンロード・印刷」が出来るので、家での遊び/知育に助かります。お世話になっています。

息子は、粉に水が入って、質感が変わっていく様子などは興味深そうに見ていましたが、手を出しませんでした。手を触れさせようとしても嫌がります。

結局、私が、いくつか動物などの形を作ってあげて、それを見ているだけでした。

その後も何度か試しましたが、自宅で作った小麦粉粘土は触っても、チョン、くらいで、遊びませんでした。

色があれば楽しめるかと思って、食紅でピンクにしたり、100円ショップで売っていた、カラフルな小麦粉粘土も試しましたが、やっぱり、チョンと触るくらいで、それでも「手にべたべたが着いた」「色が着いた」と嫌がっていました。自分では粘土を触らないのに、車や飛行機を作ってほしい、というので、作ってあげていましたが、私がひたすら車を作って息子は出来た車を並べるだけ、そんな感じで、粘土の意味があるのかと考えてしまいました。

また、小麦粘土は作っても乾くと質感が変わったり、白っぽくなったりして、息子が嫌がりました。それで、紙粘土を使ったこともありますが、やっぱり息子は触れません。油粘土は乾かないからいいかなと思いましたが、においが嫌、と、遊びませんでした。

息子のお友達は、カラフルな粘土を喜んで、色々な色を全部混ぜて灰色だか茶色だか分からないくらいにしてしまう、というのを聞いて、良く遊ぶ子がうらやましいなと思いました。

ある時、おもちゃ売り場の体験コーナーに、かんてん粘土が置いてあって、粘土嫌いな息子は遊ばないだろうと思って通り過ぎようとしたのに、すごく遊んで、驚いたことがありました。かんてん粘土はその時初めて知ったのですが、ベタベタしなくて、手が汚れません。息子は粘土遊びが嫌いではなくて、ベタベタなどの感触が嫌なだけだったのだなと思いました。

蜜蝋粘土も試してみましたが、ベタベタはしませんが、始めは硬くて、手で温めていると柔らかくなって遊べるのですが、その温めるちょっとの時間が息子には待てなくてほとんど遊びませんでした。

色々試して、息子の遊べる粘土は、かんてん粘土と、シリコン粘土も大丈夫でした。

寒天粘土

ボーネルンド(BorneLund)

かんてんネンドStudio 4色セット

息子がおもちゃ売り場の体験コーナーで突然遊んだ粘土です。ベタベタしない、つるんとした感触が気持ちよいです。

乾きにくいので長持ちしますが、乾いてきたら、濡れた布巾などに包んで一晩置くと、結構柔らかさが戻ります。気に入った形が出来たら、乾かしておくと、消しゴムのような感じに固まります。

寒天から作られているので、小麦アレルギーのお子さんでも大丈夫。また、”にがり”を使用していて、もし口に入れてしまっても苦いので、誤嚥を防げるというのも良く考えられて安全に作られていると感じます。

シリコン粘土

ケイジェイシー(KJC)

エジソン シリコンねんど 8色+1


こちらは6歳になって、最近購入した息子のお気に入りの粘土です。これも、ベタベタしなくて、つるつるした感触で、汚れません。

シリコンなので、放置しておいても乾きません。

200度のオーブンで焼くと、ゴム?スーパーボール?のような感じに固まります。また、固まったものは水に浮くので、お風呂で遊んでいます。オーブンがなくても、ホットプレートでも焼けます。

終わりに

終わりに(陶芸体験写真)

粘土遊びにはメリットがたくさん!

粘土でも色々な種類のものがあって、お子さんの気に入る、楽しく遊べるものが見つかればいいなと思います。楽しく集中しているときに、子どもはぐんぐん伸びていきます。

感触を楽しんで遊ぶことで、未発達な感覚が発達してきてくれたらいいですよね。

今日もにこっとゆるっと過ごしていきましょう。