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発達障害

6歳半のオムツ事情ー夜と大きいほうの時はいまだにオムツです

6歳半のオムツ事情 - 夜と大きいほうの時はいまだにオムツです

こんにちは、なずなです。

発達障害グレーゾーンのうちの息子、いまだに夜と大きいほう=ウンチをするときはオムツです。6歳半です。

6歳を過ぎてから、やっと昼間は完全にトイレに行けるようになったところです。

発達障害があると、オムツが外れにくいとも聞きます。

うちの息子のこれまでのトイレトレーニングの経過と、試行錯誤してきたことを書こうと思います。

2歳ごろ – トイレトレーニングの開始

大体トイレトレーニング、トイトレは、2歳ごろからというのを見ることが多かったので、2歳になった夏ごろに、朝起きた時や昼寝から起きた時、オムツを交換するときなどに、オムツを取ってトイレに補助便座を置いて座らせてみるということをしてみました。

これは、運だな、という感じでした。

息子はトイレがまだ何なのか良く分かっていないようで、されるがまま、タイミングが良ければ、おしっこが出ました。

このころ息子と良く行っていた子育て広場には小さな子供用トイレがあって、ここで、周りのお子さんたちがトイレに行ったりしているのを見て、だんだん自分もトイレに行っておしっこをするんだということは理解していったのかなと思います。この子育て広場でも、オムツ交換の時にトイレに座らせてみて、数回成功しました。

トイレに座って、出ない時もあるけれど、出る時もあるし、そのうち出来るようになると思っていました。

3歳ごろ – 拒否が強い時期

3歳を過ぎて、怖い、と、トイレに入らなくなってしまいました。

トイレに入って座ったら、ごほうびのシールを貼るというのも試しましたが、うまくいきませんでした。このころ、息子はプラレールがとても好きだったので、プラレールのシールを探して買って、見せてあげたら、もう飛びつくように「シール!!!!!」と喜んだのに、「トイレに入って座れたら一つ貼っていいよ」と言ったら、「じゃ、いらない」と。それでも2、3回はトイレに入って座って、出ても出なくてもシールを上げましたが、その後、「もういい」とトイレに入らずシールも欲しがらなくなってしまいました。

また、トイレの雰囲気が明るくなるように、壁に可愛いウォールステッカーを張ったり、マットを可愛いものに変えてみたりしました。が、絶対トイレに入らない、と頑固に言い張る息子の気持ちを変えることは出来ず、全然うまくいきませんでした。おまるを買ってみましたが、おまるも拒否しました。「ぼくはオムツ!」と。

こういった頑固さ、何かを怖いと思ったら、どうしてもダメになってしまう、これ、と思ったことに執着するというのは、発達障害からきているのかな、と思います。

ごほうびシール↓

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ウォールステッカー↓

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感想(5件)

4~5歳 – 幼稚園ではトイレに行ける!家ではオムツ

幼稚園に入園した時も完全にオムツでした。でも、幼稚園の先生から、「幼稚園に来たら、パンツに履き替えてみましょう。パンツを持ってきてくれればやりますよ。お友達と一緒なら出来る子が多いですよ。」といったことを言われました。幼稚園の先生たちもたくさんのお子さんをみて大変だと思うのに一人一人の発達に合わせて必要なことをやってくれて本当にありがたいです。それで、パンツを持たせ、オムツで登園しました。

幼稚園の先生の言うことは結構素直に聞くようで、また、オムツのお友達も他にもいて、幼稚園に行ったら、お友達と一緒にパンツに履き替えて、みんなと一緒にトイレに行くのも嫌がっていないようでした。

もちろん最初の頃はほぼ毎日、「お土産」のお持ち帰りがありました。お土産とは、漏らして濡れてしまった服や下着です。でも漏らさない日も出てきて、お土産も3日に1回、1週間に1回とどんどん減り、夏休み前には幼稚園では、ほとんどお漏らしをしなくなりました。また、朝起きて、オムツからパンツに履き替えて、パンツで幼稚園に行けるようになりました。

こうして、幼稚園ではトイレに行けるようになったのですが、幼稚園から帰ったとたん、「オムツ履く、オムツにして。」と、家ではオムツで過ごしていました。

幼稚園でトイレに行けるんだから、家でも行けるでしょう、とか、何を言っても、息子は「家ではオムツじゃないと嫌」と聞かなくて、強く言いすぎると泣きわめいて、どうにもなりませんでした。

年少の夏に発達障害グレーゾーンということで療育へ通うようになります。療育へ通うようになって、私も発達障害のことについて色々教えてもらって、息子のこだわりなどは、頑張ってどうにかできるものではないんだな、と、思えてきました。

また、偏食についてもかなり悩んでいたのですが、幼稚園のお給食は完食するようになって、こちらも頑張ったからと言ってどうにもならない、息子が食べられると思ったら食べられるようになることもあると、思えてきました。偏食のことは前にお弁当の記事に詳しく書いていますのでよろしければご覧ください。

偏食息子の、いつも同じお弁当
偏食息子の、いつも同じお弁当発達障害による感覚過敏などの特徴の説明と、それによる偏食の息子のお弁当を試行錯誤した体験についてまとめました。...

このようなことから、幼稚園では息子はすごく頑張っている、というのを感じ、家ではまだ出来なくて、甘えているとは思うけれど、それでいい、息子が自分からやる気になるまで気長に行こうと思うようになりました。

6歳~現在 – 家でもトイレに行けるように!夜と大きいほうの時はオムツ

そんな感じで、幼稚園ではトイレに行けるのに家ではオムツのまま、年長になり6歳になりました。コロナのせいで6月ごろからやっと今年度が本格的に始まって、行き始めました。すると、「一番お兄ちゃんになった」と何度もうれしそうに話していたので、「お兄ちゃんなら家でもトイレに行けるかな」と何気なく言ったら、「行ける」と。

今まで散々、トイレに行こうというやり取りをしてきましたがダメで、あきらめきっていたので驚き、うれしかったです。でも信じられず、口だけかな、とも思いました。それから、家でもパンツ履く?と聞いたら、履いてくれるようになり、トイレも自分から「おしっこ出る」と言って行くようになりました。トイレに行ったら、ズボンやパンツを降ろすこと、便座に座ることは「ママやって」と自分でやらないので、私がズボン、パンツを下げ、座らせてあげないとなりませんが、トイレに行ってくれるようになっただけでうれしいです。

家でもパンツを履くようになって数回お漏らしもしました。幼稚園では今は半年に1回くらいしかお土産を持ち帰りませんが、家だと気がゆるんでいるのか、遊んでいたり、テレビを見るのに夢中になっていたりするとお漏らししてしまうことがあります。時々声をかけてあげるのはまだ必要だなと思います。

また、大きいほう=ウンチの時は、必ず「オムツにして」とオムツを履いてします。オムツじゃないと、出ないです。

普段は大体毎日出ます。偏食で野菜もほとんど食べないのに、お通じが良くてよかったなと思っています。

でも、”家”で、”オムツ”じゃないと出ません。

外出中や幼稚園では、絶対出なくて、また、旅行や帰省では何日も便秘になったりしてお腹を痛がって病院で浣腸してもらったこともありました。

家でもパンツを履いて、トイレに行くようになって、ウンチの時もトイレに座って試してみたこともありましたが、出なくなってしまい、数回繰り返したら、息子自身、トイレでは出ないと思ってしまったようで、今はウンチの時は、「ウンチが出るからオムツにして」と言ってきます。当然おしりを拭くのはママ、私の仕事です。

余談ですが、もう6歳。幼稚園のお友達のほとんどはウンチもトイレで出来るようで、ついこの間も、お友達の家に遊びに行かせてもらったとき、その子が一人でトイレに行って、一人でウォッシュレットを使って綺麗にして出てきて、すごくびっくりしました。比べちゃいけないけれど、うらやましかったです。

また、息子は夜はお漏らしするのが心配で仕方ないらしく、これも頑固に「オムツじゃないと寝ない」と言い張って、オムツで寝ています。今はもう、夜中は、ほぼおしっこは出ていないようですが、目が覚めたとたんにオムツにおしっこをしている様子です。でも自分でもう大丈夫と思わないと、ダメなんだろうなと思って、自分からオムツじゃなくていいと言ってくれるのを待っているところです。

まとめ

コーヒーカップで手を温める写真

息子は、発達障害グレーゾーンで、その特性からか、こう、と思ったことにこだわりを持ってしまい、出来ないと思ったら絶対やりません。

自分で出来ると思えば、だんだん出来るようになることが多いです。

また、外では出来るのに家では出来ない、甘える、ということも多いです。でも、家の外では息子なりに緊張もして頑張っているのでしょう。家ではリラックスして甘えていいと思っています。むしろ、家はリラックスできる場でありたいし、親にくらい甘えられるような関係でないといけないと思っています。

オムツ外れにはまだ時間がかかりそうですが、息子の気持ちに寄り添いながらやっていくしかないなと思っています。

完全にオムツが外れるのはいつになるのかな。

その日を楽しみにしながら、にこっとゆるっと今日も過ごしていきましょう。