4月から小学生になった息子、「小学校はお遊びの時間がなくて勉強ばかりでつまらない」「どうして小学校に行かなきゃならないの」と言い続けています。
一昨日の木曜日はとうとう「行きたくない」と聞かず、一時間だけ行って帰ってきてしまいました。
このまま不登校になったらどうしようと心配しましたが、金曜日は普通に行けました。
毎日ハラハラしているのですが、心配なことが何なのか私自身が分かるためにも、整理してみようと思ってこの記事を書いています。
小学校に行きたくないのはなぜか?
息子が小学校に行きたくないのはなぜか、考えてみました。
小学校では先生の話によると、何をするにも積極的に率先してやっていて、みんなのお手本になるくらい、とのこと。
とても息子が頑張っているというか、過剰適応しているんですよね。
過剰適応については、私もこの言葉としては最近下のツイートを見て知ったものですが、息子にピッタリ当てはまるなと思いました。2019年のツイートですが最近回ってきて見たんです。私は去年からTwitterを始めたのですが、古いツイートも回って来るなんてTwitterって面白いですね。
幼稚園の頃から息子は園では頑張れても家では頑張れない、園で頑張りすぎて疲れてしまうという性質があって、幼稚園の時に通っていた療育の先生からも、だんだんと良いバランスを本人が取れるようになっていくのを期待しましょうと話をされていました。
きっかけは宿題かも?
宿題が多いのです。毎日プリント5枚くらい。
入学して翌日から宿題があって、だんだん増えて、5月になって5枚になりました。やりきれなくなりました。3枚やるのがやっとです。
一枚10分としても50分!みんなもっと早くできるのかな?うちの息子は頑張れば10分で出来ても、たいてい途中で集中力が切れてうろうろしたり遊んだりしているので、1枚30分程度かかります。×5枚、150分は7歳の息子が毎日勉強するのは無理です。
息子は「全部できなかった」ということは気にしてしまいます。これも過剰適応の特徴だと思います。
「宿題をやっていなかった子が怒られてた」とも言っています。他の子が叱られる声などにも敏感で、ストレスに感じるようです。
木曜日の話
先週はほぼ毎日、宿題が全部やり終わらず、連絡帳には終わらなかったことや息子の様子を書いて先生とやり取りしていました。
が、木曜日、朝起きるなり、
「今日は休むことに決めた!」「宿題3枚しかやっていないし、足が痛いから音楽室に行く階段が登れないと思う」と。
頑固で、一度決めたらなかなか意見を変えないのです。
成長痛のこと
成長痛は、年中の頃からたびたびあって、確かに痛いときは痛いのだと思います。けれど、成長痛は昼間はおさまっていることが多いのも特徴なので学校は行けば行けるのだとも思います。
私自身が背はあまり伸びなかったのに成長痛がきつくて、辛かった記憶があるので、どうにかしてあげたいのですが、時期が過ぎるまでなんともしようがないものですよね。
さする、冷やす、湿布を貼る、あまりに泣いて痛がる時は病院でもらった鎮痛剤を飲ませて様子を見ています。
休むと言いつつもとりあえず学校へ行ったこと
熱も無く、成長痛だけなのでどうにか行ってほしくて、
「やった宿題だけでも先生に渡してこよう」
と息子に言ったら、それだけならOKと行く気になったのです。
まだ、登下校時、ずっと一緒に送り迎えしていて、いつもは靴箱のところで行ってらっしゃいと別れるのですが、この日は教室まで行って先生に話しました。
先生が、「せっかく来たんだから少しでも授業受けていかない?」と息子に話して、1時間目だけ受けることに息子も同意したのです。2時間目は音楽で、どうしても階段を上るのが嫌だと、1時間目だけ。
1時間でも授業を受けられて良かったです。お迎えに行って一緒に帰ってきました。
「宿題はやれた分だけでいい」と先生から言ってもらった
やりきれない宿題のことを息子がとても気にしているようなので、先生から息子に、「宿題はやれた分だけ持ってくればいい」と言ってもらいました。これで息子の気持ちがちょっとでも楽になってくれればいいなと思いました。
そのせいか、金曜日は、「行きたくない」とは言いつつも結構すんなりと小学校に行けました。
これからのこと
今回は宿題のこと、と理由がつかめて、なんとかこれでやっていけそうかなという状況にもっていけましたが、これからも色々、息子が無理だと思うことは出てくるんだろうなと思います。
その都度、対応できるかどうか、分かりませんが、できるだけ息子の気持ちに寄り添っていきたいと思っています。どうしても無理なら、休んでしまっても仕方ないです。
知的な遅れは今のところ見られないから、頑張ればできるから、ということで、普通学級で小学校に入学した発達グレーの息子、みんなのお手本になる、とまで言ってもらえていますが、頑張りすぎ、過剰適応で、いきなりポキッと折れることにならないよう気を付けてあげたいです。
まだお友達のこともあまり覚えられていない様子ですが、これからお友達と仲良くなったり、勉強でも興味が出るものに出会ったりして、息子にとって小学校が楽しいものになるよう願っています。
息子も毎日、にこっとゆるっと、過ごせますように^^
追記:10月になって過剰適応や適応障害について思ったことをこちらの記事に書きました↓
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