小学校1年生になった息子が毎日「学校に行きたくない」などと言って、どうしても行けない日は休んでしまうこともあり、不安を感じていて、スクールカウンセラーさんに相談してきたので、その記録を書いておきます。
息子は発達障害グレーゾーンで、はっきりした診断は受けていませんが、幼稚園の年少から卒園まで療育に通っていました。小学校では普通級に入り、支援や相談といったところが何も無くなってしまったのもあって、どこかとつながっておきたいとも思っていました。
スクールカウンセラーさんに相談するきっかけ
学校からのおたよりで「教育相談のご案内」というプリントをもらいました。
教育相談はスクールカウンセラーさんとの相談の案内でした。相談実施予定日が書いてあり、希望者は希望の日時に丸をつけて担任の先生に提出するようになっていました。相談内容はその用紙に記入欄がありましたが書かなくてもOKとのことでした。
担任の先生に提出するので、担任の先生のことで直接言いにくくてちょっと困っていることなどは書きにくいと思ったので、理由を書かずに相談予約を取れるのはいいなと思いました。
スクールカウンセラーという役職の方に今まで関わったことが無かったので、どんな相談をしていいのかも良く分かりませんでしたが、プリントに「子どもの悩み、保護者の悩み、どんなことでもお話しください」とあったので、話してみようと思ったのです。
そもそもスクールカウンセラーとは?
スクールカウンセラーとはどんな職業なのか調べてみました!
文部科学省のホームページには、以下のようにありました。
職務内容
ア 児童生徒へのカウンセリング
イ 教職員に対する助言・援助
ウ 保護者に対する助言・援助資格要件
「スクールカウンセラー」
(1)財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定に係る臨床心理士
(2)精神科医
(3)児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、学校教育法第1条に規定する大学の学長、副学長、教授、准教授又は講師(常時勤務をする者に限る)の職にある者又はあった者「スクールカウンセラーに準ずる者」
(1)大学院修士課程を修了した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、1年以上の経験を有する者
(2)大学若しくは短期大学を卒業した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、5年以上の経験を有する者
(3)医師で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、1年以上の経験を有する者文部科学省のホームページ『資料6 「スクールカウンセラー」について』より引用
職務内容
ア 児童生徒へのカウンセリング
イ 教職員に対する助言・援助
ウ 保護者に対する助言・援助資格要件
「スクールカウンセラー」
(1)財団法人日本臨床心理士資格認定協会の認定に係る臨床心理士
(2)精神科医
(3)児童生徒の臨床心理に関して高度に専門的な知識及び経験を有し、学校教育法第1条に規定する大学の学長、副学長、教授、准教授又は講師(常時勤務をする者に限る)の職にある者又はあった者「スクールカウンセラーに準ずる者」
文部科学省のホームページ『資料6 「スクールカウンセラー」について』より
(1)大学院修士課程を修了した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、1年以上の経験を有する者
(2)大学若しくは短期大学を卒業した者で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、5年以上の経験を有する者
(3)医師で、心理臨床業務又は児童生徒を対象とした相談業務について、1年以上の経験を有する者
難しい言葉を簡単にして、ざっくりいえば、
・スクールカウンセラーという資格はなくて、臨床心理士や精神科医、そのほか必要とされる経歴を持った人がなっている
・児童生徒、教職員、保護者の心のケアをする仕事
といったようです。
また、ほとんどのスクールカウンセラーさんは非常勤講師として複数の学校で働いていて、いつもその学校にいるわけではないそうです。
私の場合・・・相談した結果
私が相談して良かったと思ったのは、まず、こうして悩んでいることを相談できる人がいるという安心感を感じられたことです。直接の解決につながらなくても、ああでもないこうでもない、でもこうしてみる?こんな方法もためしてみる?と色々な考えを聞けたのは良かったです。
でも、期待外れだなあと思ったのは、「学校の先生は忙しいからしかたないですね」と言った感じで、スクールカウンセラーさんから担任の先生の方へ対応を調整してくれるとか、そういうことはないようなので残念に感じました。学校にもよるのかもしれないですが・・・。
私の相談したことと、言われたことの詳細を書いておきます。私の覚え書き、メモですが。
メモ
・息子が学校に行きたくないと毎日言っていて、休んでしまう日もある
スクールカウンセラーさん(以下『スさん』):「どうして行きたくないかの理由は話しますか?」
私:メモを見ながら以下のことを話す
感覚過敏がある
「子供がうるさい」
「先生の声が大きい」
「先生が意地悪」
「学校は子どもをつらくさせるところ」
「楽しいことがない」
「休み時間何していいか分からない」
つらいけど頑張ってしまう性格、疲れる、ストレス
スさん:
だんだんに学校はこんなところだと分かっていく慣れていく子が多い
音や声に対してはイヤーマフを考えてみては?(一人だけ違う物を持つというのも息子は拒否すると思う)
枠組みを覚えさせてしまう、学校はつらくても行くものだ、こういうものだと慣れてもらった方がのちのち順調に行くのではないか?中学、高校と先を考えたら
どうしてもストレスが溜まって休みたいときは休ませながら
他には?
私:宿題が毎日やりきれない
スさん:
一人だけ減らせない、担任の先生はとくに1年生は忙しいから一人一人に対応するのは難しい
私:夜とうんちの時はオムツ、夜はオシッコしていないけれど心配でオムツをはかないと寝ない、朝起きてからオムツにオシッコしている
スさん:
朝トイレでオシッコ出来るように、休日だけでも声掛け誘導してみては?できたら褒めるのと、トイレでオシッコしてくれてママがうれしいとその都度伝えてみて
こんな感じでした。
感想
まあ、学校ってしかたないのかー、時には休みながら日々どうにかやっていくしかないんだなーと思いました。
褒めることについては、ちょうど褒めることがいいという本を読んでいたこともあり、細かくほめほめして、ママもうれしい!と伝えていて、効果のほどは良く分かりませんが、うれしそうな息子を見られるのは私もうれしいのでいいかなと思っています。
こちらの本です
この本について書いた記事はこちら→書籍「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」を読んだ感想
育児にこれしたら解決!って魔法みたいなことはないですもんね。
そう思えば、褒めること以外、「これしたらいいですよ!」と言われなかったのが逆に信頼できると思いました。また何かの時には相談しようと思います。
相談したのが7月初めで、なんとか一日一日を過ごしてきて、7月は休まずに行けました!夏休みになりました♪
夏休みの宿題も息子にとっては手に余るほど出されていて、ひえーっとなっていますが、無理せずやっていこうと思います。
ゆるっとにこっとね^^
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