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発達障害がある人が働くということを考える-QUOKKA JOBの紹介

発達障害がある人が働くということを考える-QUOKKA JOBの紹介

あっという間に今年も一年が終わろうとしています。

やっと幼稚園に入ったと思っていた息子も、もうすぐ卒園して、小学生になるなんて、子どもの成長は本当に早く感じます。

成長は嬉しいのですが、発達障害グレーゾーンの息子の、これからの小学校生活やその先の進学、就職などについて、今考えても仕方ないと分かっていながらも、色々思いを巡らせてしまうことがあります。

発達障害がある人が働くときに、どんな難しさがあるのか、働くためにはどうしたら良いかを考えるとともに、これはいいなと思った障害者雇用支援サービス”QUOKKA JOB”についてご紹介します。

発達障害がある人が働くことの難しさ

発達障害がある人が働くことの難しさ

発達障害がある人は、ストレスなどによって、うつなどの精神疾患になったり、引きこもりなどの社会との不適応を起こしたりすること、つまり、二次障害と言われるものを起こすことが、普通の人よりも多いと言われます。

発達障害の特性で、苦手なことがあり、「他の人は出来るのにどうして自分はできないのか」という思いから、自己肯定感が下がりやすいこと、また、努力しても出来ないことが、特性を知らない他の人の目からは、努力が足りないように見えてしまい評価を得にくいことなどが影響しているそうです。

また、発達障害グレーゾーンと言われる、発達障害として確定診断がつかない人は、障害と認識されず、周りの人と同じように働くことを求められ、厳しい立場に陥りやすいともいわれます。

発達障害がある人が働くためにどうしたらいいのか

発達障害がある人が働くためにどうしたらいいのか

発達障害がある人が働くためにどうしたらいいのか、それは、子どもを自立させるという、教育の最終的な目標ともいえると思います。

考えられることとして、ここでは3つ挙げます。

1:得意を見つけ、伸ばし、それを活かせる就職先につく

2:不得意なところも、社会生活の妨げにならないくらいまで出来るようにする、対処法を身に着ける

3:社会的な支援を受けることも考える

ひとつずつ説明します。

1:得意を見つけ、伸ばし、それを活かせる就職先につく

発達障害とは、簡単に言えば、出来ることと出来ないことの能力の差が、生まれつき大きいものです。

出来ることに目を向けて、それを活かして働けば、逆に生産性をあげたり、一躍有名人になったりしている方もたくさんいます。

発達障害はASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)の3つに分類されています。

簡単にそれぞれの特性と向いているとされる職業をまとめると、以下のようなことが言われています。

発達の状態は一人一人違っているので、この例にとらわれず、自分自身の得意なことや、やりたいことをよく見つめてほしいと思います。

ASDの人

特性

・他人とコミュニケーションを取るのが苦手

・社会的な通念や空気感を読み取ることが苦手

・こだわりが強い

良い面

一つの物事に抜群の集中力を発揮できる

向いている職業

プログラマー、研究職、同じことをコツコツする作業

ADHDの人

特性

・注意不足

・落ち着きがない

・じっくりと考えずに行動に移してしまう

良い面

行動力がある、次々とアイディアを思いつく

向いている職業

ジャーナリストや料理人、デザイナーなど

LDの人

特性

・学習に関する特定の能力が欠けていて実行が困難である

良い面

読むことが苦手なら、話してもらうなど、能力を補う工夫をすれば出来ることが増える

向いている職業

マニュアルがある仕事(やることがはっきりしていて、ここを補えば大丈夫という点が明確な仕事)

2:不得意なところも、社会生活の妨げにならないくらいまで出来るようにする、対処法を身に着ける

働くというのは、社会の中で人と関わりあって行っていくものです。社会生活を送るうえで、最低限必要なことは出来るようにしないと生活がなりたちません。

社会生活を送るうえで最低限必要なこととは、自分自身のことを自分でできること、それから、対人関係のマナーを最低限守れることだと思います。

発達障害があると、衣食住も乱れがちになってしまいますが、食べて、寝て、服を着るなどという自分に必要なことが自分で出来て、それから、働くという活動へと出られるのだと思います。

そして、対人関係において、挨拶をする、時間や約束を守る、連絡を取るなど、最低限必要なことは出来るようにしないとなりません。

忘れそうなことはメモしたり、整理整頓に日ごろから気を付けたり、必要なことが出来るような工夫をしておくといった、自分の不得意なことへの対処法を身につけておくことが必要です。

3:社会的な支援を受けることも考える

自分だけの力では働くことが難しい場合、社会的な支援を受けることも考えに入れると良いです。

障害者雇用について

各市区町村の発達障害支援センターやハローワークでは障害者総合支援法に基づいて障害者の就労支援対策を行っています。自分自身では自分の特性を把握することが難しかったり、発達障害に理解のある職場を探したいと思ったりした時に、相談、支援を受けることが出来ます。

障害者総合支援法について

2013年に施行された法律です。従来の障害者自立支援法の、障害の程度で一律に行政のサービスが決まってしまうやり方では、必要とするサービスを受けられない人が出てしまっているなどという問題点があり改正されたものです。これによって、手帳を持っていなくても、関連機関の紹介や医師の診断などがあれば必要なサービスが使えるようになってきています。

この法律の訓練等給付のなかに、障害者の就労支援について、就労移行支援と就労継続支援A型・B型が定められています。

就労移行支援と就労継続支援A型・B型について

就労移行支援:一般企業での就労を目指す人に対し、働くために必要な知識や能力を身につけるための職業訓練や就職活動のサポートに加え、就職後に長く働けるように職場定着のための支援を提供するサービスです。


就労継続支援:一般企業での就労は難しいものの、支援があれば働くことができる人に、働く場と、知識や能力向上のための訓練を提供するサービスです。雇用契約を結んで働くA型(雇用型)と、契約を結ばずに働くB型(非雇用型)の2種類があります。

QUOKKA JOBの紹介

障害者雇用を視野に入れて就職活動をしようと思った場合、こちらの”QUOKKA JOB”(クオッカジョブ)というサイトで、手厚いサポートがされているのを知りました。

QUOKKA JOBについて

(画像はQUOKKA JOB 公式サイト様よりお借りしました)

QUOKKA JOBとは

障害を持った就職希望者と障害者雇用を希望する企業のマッチングから、勤務開始後の業務サポートを行うサービスです。

就労継続支援A型事業です。

就職サポート図(QUOKKA JOB ホームページより)

(画像はQUOKKA JOB 公式サイト様よりお借りしました)

QUOKKA JOBの概要

1.面談や職場体験実習をして、スタッフとともに自分の得意・不得意を見つけることが出来る。そして、自分に合った企業を紹介し就職までのサポートしてくれる。

2.QUOKKA JOBのワーキング・スペースにて、適切なサポートを受けながら、所属企業の業務を行える。

3.サポートが無くても業務をこなし、所属会社の仲間とやりとりができるようになるまで、2年の期間を目安に準備期間としてサポートしてくれる。

自分の得意・不得意は自分だからこそ分かりにくいこともあります。それをスタッフの方が一緒に見つけ、合う企業を探してくれると言うのは、とても良いです。

また、就職したら、普通はその会社の中で仕事をするものですが、QUOKKA JOBのワーキング・スペースにてサポートを受けながら働けるというのはありがたいですね。

期間の目安は2年。2年あれば働き方も身についてやって行けそうに思えます。

障害者雇用支援サービスQUOKKA JOBはこちら

まとめ

まとめ

今、これから小学生になる息子の将来を考えるのは気が早いかもしれませんが、将来のことを色々イメージしておくことで、大きな道筋が見え、今するべきことも見えてくると感じます。

どんな人でもその人らしく仕事をし、自立して、生きて行けたらいいなと思います。

これから息子が、得意なところをどんどん伸ばして、大人になった時には、自分の能力を活かしていけるように、親としてサポートしていきたいと思っています。